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2010年09月

カフェインレスコーヒー

イタリアのバールのメニューには(私が働いていたのはミラノの中心なので色々ありました。田舎のバールにはないところもありますが)通常のカフェのほかに、カフェインレスコーヒーや麦から作った「カフェドルゾ」というコーヒーがあります。
どれもイタリアではかなり一般的に飲まれていますが、後の二つは日本ではあまり見かけないですね。
で、今回はイタリア大手「ラヴァッツァ」のカフェインレスコーヒー「デカフェイナート」です。
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うちの奥さん今妊娠しているのですが、とってもコーヒー好きです。
でも妊婦さんはあまりカフェインを摂り過ぎてはいけないということで、一日一杯程度で我慢してました。
朝、マキネッタ(モカポット)でエスプレッソを淹れ、それでカフェラテを飲むのが奥さんの唯一のコーヒータイムなのですが、やっぱり一日それだけでは我慢出来ない!
ということで輸入食材屋さんを探しまわってやっと見つけました。

ここでカフェインレスコーヒー講座。
(コーヒー「こつ」の科学 石脇智広著 参照)

カフェインを90%以上取り除いたコーヒーを「カフェインレスコーヒー」または「デカフェ」と表記することができます。
カフェインの除去の仕方は色々ありますが、今はスイスウォーター方式が一般的です。これは生豆に含まれるカフェイン以外の水溶性の成分をあらかじめ溶かせるだけ溶かしだしておいた水を処理に使用します。
この水に漬けられた生豆からは、まず水に溶け出しやすいアミノ酸、少糖類、クロロゲン酸類が溶けだそうとしますが、すでに目一杯溶け込んでいるためにこれらは溶け出すことができません。一方、カフェインは処理する水に含まれていないので溶け出すことができます。ただし、あまりたくさん溶け出すことは出来ないので、何度も繰り返し漬けることで少しずつ取り除いていきます。
カフェインが溶け出した処理用の水は、活性炭でろ過してカフェインを取り除くと再び使用できます。このようにして主要な成分を損ねることなくカフェインを取り除くのです。

ふ〜長かった

とまあ色々書きましたが、味はちょっとコクのないコーヒーって感じです。
でもどうしても飲みたいけどカフェインが摂れないって方にはもってこいですよ。奥さんは一袋4〜5日でなくなる勢いでガブガブ飲んでますΣ(゚ロ゚ノ)ノ

お店にもあった方がいいのかな〜?
コメント待ってま〜す。


「オピ・リーナ」のとっておきグルメ情報にパルランテが載ってますよ〜。
中日新聞女性向けサイト オピ・リーナ



カフェパルランテの地図はこちら



ドン・チッチョcaffep  at 23:45コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

リクエスト頂きました

昨日、お客様からカプチーノのリクエストを頂きました。
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「カエル」

うまく書けてますか?イケてない?
初めて描いたので自分でもまだ納得していません。

もう少し練習してからアルバムに追加しますね

ドン・チッチョcaffep  at 22:55コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

来週、臨時休業します

以前にもお伝えしましたが、近くなってきたのでもう一回。

来週、28日(火)・29日(水)は東京でバリスタ研修があるのでお休みさせていただきます。
よりレベルアップして、皆様に色々と還元できればと思います。

よろしくお願い致します。

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自宅でカプチーノ! 〜ヴィーチェヴェルサ コアラ編 その2〜

またまた来ました。コアラちゃん。
家庭用マシーンの中では僕の一番のお気に入りです。
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前回は赤色でしたが、この黄色もいいですね〜(゚∀゚*)イイナァ…

では早速講義を始めます。
今回の依頼者はミルクのスチーミングをしっかり習得したいとのことでした。

でもその前に、まず一番重要なエスプレッソを美味しく淹れないとね〜。

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ポルタフィルターに粉を満タンにして・・・

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付属のタンパーでまずは一回ギュ!

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そしてさらに強くしてギュギュ!

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粉がしっかり詰まりました。

タンピングは常に水平に、粉が傾かないように真上から力を入れましょう。
粉が傾いていると、粉の厚みが薄い方からお湯が早く流れ出してしまい、成分がうまく抽出できません。タンピングはエスプレッソの味を決める重要な工程の一つです。しっかり詰めましょう。

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グループヘッドにポルタフィルターをはめ込んで、スタートボタンをポチっとな!

いいエスプレッソが出てきましたね〜(o^。^o)

今回はお客様の持ち込んだ大型マグカップ(400ml)でカプチーノを作ります。

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牛乳を泡立てるところの写真・・・色々説明してたら撮り忘れました

で、まず出来たのがこれ。
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ボチボチですね。

まだスチーミングのコツがつかめてない割には、きれいに書けた方です。

もう一回チャレンジして出来たのがこれ。
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さっきよりミルクのきめは細かくなりまずまずの出来です。
ハートを描こうとしてちょっと変な形になってしまったので、私が落書きしてみました。

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センスね〜な〜って声が聞こえます
ネズミかな?

まあこうやって楽しんでもらえればそれでいいんです。

ミルクの泡立つ原理のお話をして講義終了〜。

皆さんもわからないことがあったらどんどん質問してくださいね。
同業者の方はその旨を伝えていただけるとありがたいです。


あと、業務用の機械と違い、ミルクのスチーミングをするときはポルタフィルターをはずしてからやるといいです。私は説明書も読まずにやっているのですべて手探りなんですが、前回のビアネッソの時と今回で2回爆発させました。

その写真がこれ。
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見事に粉が飛び散っています。掃除に10分ぐらいかかりました。
お店なのでまだ掃除はしやすいと思いますが、これがもし家庭のキッチンとかで色々こまごました調味料とか置いてある所で爆発したら・・・奥さん激怒ですよね。

ミルクのスチーミングをしたあとすぐにポルタフィルターをはずしたらこうなりました。つまりミルクのスチーミングをすると家庭用のマシーンは、グループヘッドにものすごい圧力がかかるみたいです。その圧力を抜いてからポルタフィールターをはずすか、もしくは最初からポルタフィルターをはずしてミルクのスチーミングを行えばいいということです。

後から「説明書に書いてありました」と言われました。
まあ、物は試しです。やってみなけりゃわからない。
いい経験になりました。

マシーンを持ってきてくれたM君。ありがとう






ドン・チッチョcaffep  at 23:45コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ミラノサラミ入荷しました

前回入荷したイタリア産サラミ「コッパ」が終わりました。
最近パニーニがよく出るせいか、いつもより早いペースでなくなってしまいました。
で、今回入荷したのが「ミラノサラミ」
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北イタリアでは最もポピュラーな中粗挽きのサラミです。
脂分が多くキメが細かくやわらか〜いのが特徴です。
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コッパより断然切りやすい!
毎日ガシガシ切っております

皆さん、早く食べに来てくださ〜い( ̄∠  ̄ )ノ


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